自作PCを組み上げる上でPCケースは欠かせません。マザーボードやCPUなどの精密機器を常に守ってくれます。
ただ、PCケースは重く硬く、動かすこと自体が億劫な存在です。そのため、PCケース裏・下に溜まったホコリ汚れが溜まりやすく、排熱にも悪影響を及ぼす可能性もあります。
それでも私は不定期ですが力を振り絞ってPCケースを動かして、倒して、開けて、パーツメンテナンス・交換をする。パーツにスマホのライトを当てて様子を見たり、エアダスターを吹きかけたりしていました。
このように力を振り絞ることができればいいですが、そうしたモチベーションは基本的に湧き上がらないことのほうが多く、メンテナンスやケース周りの掃除が疎かになりやすいです。
そんなときに有用となるのがキャスター台であり、今回はそれを紹介します。
PCケースを自作キャスター台に乗せた外観
PCケースは「Define R5 Titanium」。重量は11kg。とても気軽に動かせるものではありません。
ですが、このPCケースをキャスター台に乗せると負担なく動かすことが可能となります。加えて、すのことキャスターの高さがあれば十分な通気性を確保することができ、ホコリも溜まりにくく排熱しやすい状態に近づきます。
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静音性に優れたFractal DesignのPCケース「Define R5 Titanium Grey」に乗り換える
Fractal Designより発売されているPCケースケースの中でも人気のある「Define R5 Titanium Grey」を購入しました。
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キャスターとすのこはホームセンターで入手
このキャスター台は自作です。土台となるすのこはホームセンターで見つけました。はじめから傷みにくいよう加工が施されており、触っても手が傷まず、木くずが出ないようになっていました。木目がきれいで気に入ってます。
すのこと合わせてキャスターを5つ、それを止めるネジも合わせて購入。購入時は耐荷重について全く考慮していませんでしたが、4年使って現在も壊れずにしっかり動くキャスター台として使うことができています。
すのこにはキャスターをネジ止めの穴は無かったため、キリを使い自力でネジ穴をつくり、最低限ネジを回せるようにしてキャスターとすのこをねじで接続しています。こんなときに電動工具があればなと、切に思います。。
以上、自作キャスター台の紹介でした。用途はPCケースに限りませんが、動かしたいタイミングで楽に重い物を動かすことができます。ゴミ掃除をするタイミングなど清潔さを保つためにとても重宝しています。
PCケースを乗せるワゴンやキャスター台は既製品でも多く出回っています。気になっていたり、日々の掃除が行き届いていなかったり、動かすことが面倒だという場合はキャスター台の導入を是非検討してみてはいかがでしょうか。